2017年10月19日木曜日

2017年10月18日水曜日

2017年10月14日土曜日

葉っぱ

春に芽生えて夏の風に吹かれ、秋に染まって空に歌い、冬に舞って土に帰る。葉っぱ一枚に春夏秋冬。
天と地と光と風のなかで生きた完璧な一生…


1006 an old woman

2017年10月6日金曜日

流木拾い

沼津港の西、千本浜は風防のために植えられた松原が海岸線に沿って長く続いている。角がとれて丸くなった玉のような小石が浜を埋めていて、波に打ち寄せられた流木が筋状に彼方まで続いている。長い時間の風化作用で白い骨芯だけになった根や枝は、なかなか味わい深く、美しき老いの極限の姿かと思う。一本持ち帰って花瓶にでも差すかと拾い上げたら、夢中になってしまった。


1003 man

2017年10月4日水曜日

つめたい風

山道には自生の山栗の実がいっぱい落ちている。栽培栗の半分もない小さな実だが、甘みがあって美味い。今年は焼き栗にしてみようと、両ポケットに一杯持ち帰った。今日は一日風に晒して水分を飛ばし、一ヶ月ほど冷蔵庫で寒気にあてる。そうするとさらに甘みが強くなる。
一昨日まではヒグラシの鳴くのを聞いたが、さすがに今日の風は越せないだろう。


1001 an old man

2017年9月30日土曜日

美しき老い

枯れゆく夏の花も、味わい深い色味が出てきた。秋の澄んだ冷気に当たると色が濃く滲み出し、ひとときはっとするような鮮やかな姿をみせる。そしてやがて色は次第に褪せて、褐色の沈んだ色に染まりながら枯れていく。落ち葉も同じ。落ちた瞬間が一番美しく、すぐに乾いて色が抜けてしまう。
土に帰る前の、ほんのひとときの、最高に美しい瞬間


0921 an old man