2016年1月22日金曜日

飛行機

丹那の上空は羽田や成田を発った飛行機のルートになっているらしく、毎日定刻に富士山の左肩、西の方角をめざして飛んで行く機影が眺められる。特に朝の8時半前後はラッシュタイムで、数分おきに次々に飛んでいく。この飛行機の便名、機種、目的地、高度や速度などをリアルタイムで地図上に表示するアプリを見つける。「ごおー」と空から聞こえたらアプリを開く。すると伊豆半島を横切る機影マークが動きながら表示される。
地図は引いたり寄ったりができるので、試みに世界地図レベルまで引くと、主要都市や地域によっては今現在飛んでいる飛行機で埋め尽くされたようになる。その数に圧倒される。いまどの国や都市に向かってひとやモノが集積しているのか、文明の熱量が航空機の量で示される、といえば聞こえはいいが、世界の空はいまこんな状態になっているのか、ちょっと呆然としてしまった。



0114 a man

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