2016年2月17日水曜日

芸術家のうた

芸術こそ人間が一生を捧げるにふさわしい、崇高にして究極の対象だという考えがある。社会の規範、あらゆる価値観や道徳にも左右されない、人間精神の解放の場が芸術なのだ、と主張する。だから、みんなが思ってる以上に芸術家はスゴイのだから少々のことは大目に見てね、という甘えも感じないわけではないが、多少なりともこういう考え方が、ふらふらで倒れそうな芸術家を支える矜持になっていたことは間違いないと思う。「ぼろは着ててもこころのニシキ」なのである。

ぼろは着てても こころの錦
どんな花より きれいだぜ
若いときゃ 二度ない
どんとやれ 男なら
人のやれない ことをやれ  「いっぽんどっこの歌」 星野哲郎 作詞



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