2016年5月12日木曜日

高い高い

ネコの特徴のひとつに「高いところが好き」というのがある。棚やタンス、サイドボードなど部屋の中で高い場所があると登りたがる。そこにはたいてい記念の額縁や旅の思い出の民芸品、雑貨など、細々としたモノが並べてあるものなので、猫飼いの家では仕方なくそれらを片付け、猫様に分譲することになる。眺望がよく、誰からも邪魔されずに毛づくろいができる最高の場所なのだろう。
一方で狭くて暗い窮屈な場所にも目がない。両方に共通するキーワードはたぶん「安心できる・落ち着ける」。人間にもこういうのがあるようで、広い宴会場だと後ろに壁がある席に座りたくなるし、電車のシートでも車両の一番端っこ、中央のシートだと両端の席がなんとなく好まれる(そこが空くと真ん中から引っ越す人が多いので)。自分もそうだったが、最近傾向が変わり、両方に人がいる真ん中の席のほうがよくなってきた。山の一人暮らしの反作用かもしれない。



0502 standing cat

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