2016年6月27日月曜日

大きすぎる余白

学校出てからリタイアするまでの仕事による拘束時間よりも、リタイア後の自由時間の方が多いという話を聞いた。試しに計算してみると、1日10時間を通勤も含めた労働拘束時間とし、1年240日労働、38年勤務で91200時間。60歳リタイアで20年生きたとして、1日14時間自由時間、365日自由として102200時間となる。残業や仕事のつきあいなどもあるから、こういう時間も入れると拘束時間はもっと多くなるし、月~金は「食う、寝る以外は仕事べったり」というのが実際の感覚に近いかもしれない。しかしそれにしても、あの長い仕事人生と同量の時間がリタイア後に用意されているという事実には驚く。
何の計画もなく、「しばらくのんびり…」だけで乗り出すには、あまりに無謀な大航海となる。先輩たちの中には僅か三ヶ月で難破した人もいる。その話はまた。


                              あれ、まっ
0616 woman


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