2016年7月21日木曜日

昼寝

夏は昼寝に限る。農家では、昼間は暑くて仕事にならないので、昼ごはんの後はどの家でもたいてい昼寝をしていた。だから昼下がりの田舎は、外から人の姿が消えてひっそりしている。親が寝るものだから小さい子供もつきあわされるのだが、親は早朝から用事で動きまわり昼にはぐったりだろうが、子供は眠れたものではない。それでもいやいや横になっていると、遠くの山で鳴くキジバトの長閑な声が聞こえてきたりして、いつの間にか眠ってしまう。

最近では会社などでも昼休みを活用した昼寝を奨励したり、昼寝スペースを提供する昼寝屋のような業態もできている。公園脇の樹陰では、外回りの営業マンや個人タクシーのドライバーなどがクルマの中で寝ているのを見かけることも多い。都会の夏は気温が下がらず寝苦しいので、昼下がりにどうしても一服したくなるし、ちょっとでも眠れると後の仕事が違ってくる。夏の昼寝こそ値千金なのだ。

※定着スプレーの不具合で水玉ができてしまった。なんとなく雰囲気にあっているような。


0712 siesta

0711 catnap

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